メッセージ
人と人、都市と自然がリンクする場所

Q:まずは品川シーズンテラスのコンセプトについてお聞かせ下さい。

A:品川シーズンテラスは、東京都の芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業として、民間事業者と東京都による日本初の立体都市計画を活用した官民連携事業です。
建物計画は、先進の環境性能と免震構造による安心・安全を兼ね備えたオフィスビルとすると共に、風の道の確保や生態系のつながりに配慮した広大な緑地整備により、周辺環境にも配慮した環境モデル都市の中核となる都心の新たなまちづくりと捉えています。 リニア発着駅構想、山手線新駅構想はじめ、今後更なる発展が期待される品川を牽引する事業と自負しております。

Q:環境性能の特徴について具体的にお聞かせ下さい。

A:最も特徴的なのは、風と光を取り込む「スカイボイド」です。ビルの中央部の吹き抜け空間から上空の新鮮空気と自然光を取り込みます。さらに熱負荷を低減する高性能Low-E複層ガラス、人検知センサー付きLED照明、屋上ソーラーパネルの設置など、環境性能に優れた設備を採用することで高い省エネ性を実現しました。

Q:水の活用にも力を入れたそうですが?

A:立地特性を活かし、再生水をトイレの洗浄用水や植栽への潅水など様々な用途で活用するほか、処理水を空調熱源水に利用し、都心のヒートアイランド対策の一翼を担っています。

Q:安全性についてはいかがでしょうか?

A:免震構造を採用しました。延床面積20万㎡、かつ32階建てという大規模なオフィスビルに免震構造を採用するのは非常に難しく、施工現場は大変な苦労をされましたが、免震装置の適切な配置により長周期地震動にも耐えうる高い安全性を確保しております。 また72時間対応可能な非常用発電機の設置、緊急離着陸場の設置、水の利用など、非常時でもテナント企業様のBCPをサポートできる体制も整えました。

Q:ここで働くオフィスワーカーには心強いですね。

A:安心・安全性ももちろんですが、快適なオフィス空間作りにも尽力しました。1フロアの面積は国内最大規模の1,500坪で、天井高は2.9mあります。さらに先ほどお話ししたスカイボイドから廊下やオフィスエントランスホールに明るい光が差し込み、上質な空間を演出しています。ともすれば閉鎖空間になりやすいオフィスビルですが、外部の光を取り込むことで自然や季節、時間の変化を感じることもできますから、心理的な意味でも開放感を感じていただけると思います。
またオフィスフロアは整形の大空間なので、レイアウトの自由度が高く、企業様のご要望にフレキシブルにお応えできると考えています。

Q:1Fから3Fまでの商業ゾーンについてもお聞かせいただけますか?

A:品川港湾エリア最大級の飲食ゾーンと物販、サービス、クリニックなど、新業態・東京初出店を含む約20店舗が出店します。広大な緑地とつながる商業ゾーンは当ビルと近隣のオフィスワーカーをサポートし、ビジネス拠点にうるおいを与えると共に、地域にも開かれたコミュニティを育む場を目指します。
緑地に面した開放感ある飲食ゾーンはオフィスワーカーはもちろん、休日に近隣住民の方々にもお楽しみ頂けます。気候の良い日は外でも飲食できます。

Q:今お話に出た「広大な緑地」も、品川シーズンテラスの大きな魅力ですね。

A:まず3.5haの広さは、都心の再開発においては滅多にない広さです。オフィスワーカーや近隣の人々など、ここに訪れる多くの方にうるおいと癒やしを提供できるコミュニケーション空間になるのではないでしょうか。人だけでなく野鳥やその他の生物にも配慮しているんですよ。単に緑を配置するだけではなく、生態系ネットワークの観点からも時間をかけて検討を重ねました。芝生広場、プロムナード、水辺などを配して多様性を持たせながら、在来種を中心に、桜や紅葉する樹木も植え、季節の変化を楽しめるようにもしました。

Q:「品川シーズンテラス」というネーミングに想いやコンセプトが詰まっていますね。

A:環境配慮型オフィスビルとそのテラスとなる四季折々の表情を見せる広大な緑地、そんな立地環境が伝わるネーミングになったと考えています。